削った歯は二度と再生しない!!神経とった歯の強度は1/10に!?だから、なるべく削りたくない!神経を残したい!!
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  • 従来の歯科治療とは
  • なぜ歯の神経は大切か
  • 当医院の特殊虫歯治療
  • 治療成功のポイント
  • 神経を残せない場合
  • 当医院の神経除去治療
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なぜ従来の歯科治療では大きい虫歯は神経をとらなくてはいけないのか

一般的な歯科医院で行われる従来の虫歯治療とは、「細菌に感染したところを削り取る」という、規模は小さいですが、体の一部を取り除く「外科手術」でした。


そして、虫歯が広がり、虫歯菌が「神経」まで進行してしまったら、「神経をとる治療」を行わざるを得ません。

歯とその周囲の正常図

これは今でもほとんどの歯科医院で日常的に行われている治療であり、もちろん決して間違いではありません。

確かに、放置しておけば細菌はさらにどんどん進行し、歯や神経だけではなく、歯の周りにあって歯を支える「歯槽骨」という骨をも侵し、さらに進行すると、血流に乗って全身に回り、時に生命まで脅かしてしまうこともあるからです。

虫歯の進行

しかし、「歯」は体の中でも特殊な組織で、他の皮膚や粘膜、骨などと違い、削ってしまったところは基本的に再生することはありません
(再石灰化というものすごく小さな規模の再生はありますが、これは目に見えないほどの小さな傷が治るだけで、目に見える程のサイズの傷はなおりません)

まして、一度とってしまった神経は、再生もしませんし、その代りになるものは21世紀の現在、まだ発見されていません。

 

では、「歯の神経」とはそんなに簡単にとってしまってもよいのでしょうか?

なぜ歯に神経はあるのか?どうして歯の神経はなぜ大切なのか

歯の神経は「痛み」という、体にとって重要な「サイン」を知らせてくれる事で、我々に、その部位に何らかの負担がかかっている事や、危機的状況に陥っている事を教えてくれています。

 

その神経を取るという事は、「痛みを感じさせない」ようにしているだけで、それ以後に、その歯に例え何らかの異常が起こっても、我々はそれに気づけなくなってしまい、やっと気づけたときには、すでに歯が割れてしまっていたり、その歯だけではなく周辺の組織にまで感染や悪い影響が及んでしまっていたりします。


痛みを感じられる」ということは、このように体にとって重要な機能なのです。

 

また、この「歯の神経」の周囲には「血管」もあり、この「血管」により歯は「酸素」や「栄養」を受け取っていて、そのおかげで、歯の強度が保たれたり、歯の内部での修復作業が行われたりするという、重要な役割も担っています。

 

またこのような機能がある、生きている歯は、加えられた力に対して、「ほんの少しだけたわんで力を緩衝してくれる」機能があるのです。


しかし「神経をとる」という治療を行うと、その周囲の血管も必ず一緒に取ってしまうことになり、その機能は失われ、結果その歯の強度は「1/10以下」になるといわれています。



例えるなら、木から生えている「生きた枝」を少しくらい曲げても、たわんでくれて、すぐには折れませんが、地面に落ちているような「枯れた枝」は、同じくらいの力をかけただけでも簡単にポキッと折れてしまったりしますよね?


これと同様に、神経をとってしまった歯は、もろくなり、時にはご自身の体重以上の力がかかるともいわれる「噛む力(咬合力)」に耐えられなくなってしまい、折れたり割れたりしやすくなってしまいます。

 

このような理由から、可能な限り歯の神経や血管は残してあげた方がよいのです!!

 

しかし、冒頭でもお話ししたように、歯の神経にまで細菌が侵攻してしまったら、それを放置するわけにはいけません。その歯1本だけの問題ではなくなってしまうからです。

 

皆さんは知識としては知らなくても、きっと経験でされたことはあるでしょう。


「手や足ならば、少々怪我してバイ菌に感染しても、いずれ身体がやっつけてくれるから放っておいても大丈夫!!化のう止め塗っておいた方が治りが早いかな?腫れなくて済むかな?」・・・と。

 

これは体にある「免疫」という機能のおかげで、感染を起こす事を未然に防いでくれたり、感染してもいずれ治ってくれたりするからです。

 

この免疫の主役は血液中の白血球などであり、血管を伝ってこれらが傷口や感染部位に行ってくれることで、細菌を倒してくれているのです。「免疫」についての詳しい話はここでは省かせていただきますが、この素晴らしい機能によって体の多くの部分は守られているのです。

 

・・・しかし歯は・・・

 

血管は確かにあるのですが、手足に比べるとずっと細く少なく、しかも歯の中心部にしかありません。

対して、口の中はどなたも細菌の巣窟です。すべてが虫歯菌というわけではないですが、その数はよく歯を磨かれる方でも1000~2000億匹、まったく磨かない人では1兆匹ともいわれ、1度歯が感染してしまい、虫歯が進行していってしまうと、免疫力だけでは太刀打ちできません。

虫歯菌

歯の表面が壊され、神経までその感染が進んでしまったら、従来の歯科治療では、もう神経を外科的にとる以外、感染の進行を止めるすべはなかったのです。

でも・・・こうは思われませんか?
先ほど化膿止めという言葉が出ましたが、外科的に取り除かなくても、内科的に何らかの技術で、細菌をやっつけられないだろうか?と。身体自体には無理でも、何らかの技術で細菌さえ殺すことができるなら、神経をとらなくても、何とかならないだろう?と

外科手術と内科治療のハイブリッド 新枝歯科医院の特殊虫歯治療

新枝歯科医院で行っている虫歯治療は、外科処置内科処置ハイブリッド治療により、必要最低限だけ虫歯になった歯を削り、特殊な薬と特殊技術を行う事で、細菌のみをやっつけて、例え感染していたとしても、まだ生きている神経や歯を、生きたまま残す治療を行っております。

新枝歯科医院の特殊虫歯治療

いくつかの条件が満たされている歯であれば、従来は神経をとらざるを得なかった歯も生かしたまま被せ物や詰め物をすることができ、歯そのものの寿命を延ばすことが可能です。

 

ただこの治療法には大切なポイントがあり、その技術自体も難易度が極めて高いため、ほとんどの歯科医院では行われていないか、行われても、あまりいい結果が得られず、やめられたりということが多いのが現状です。

 

当医院院長は、この薬を使った虫歯治療に特化した歯科医院で、6年間その治療に従事し、数百症例を施術し、その殆どで良好な結果を得ております。

特殊治療の成功と失敗を分ける 良好な結果を得るためのポイント

ただし、先述したとおり、この治療で良好な結果を得るためには大切なポイントがあり、それらが守られなければ決していい結果は得られません。


この治療法の成功と失敗を分ける重要なポイントは

特殊虫歯治療のポイント

 

特殊処置の最大限の効果が発揮でき、効果が落ちないこと


しっかり細菌を倒せる環境ができた後、再度別の菌が入ってこないこと


の二つです。

 

せっかく薬を入れたのに、歯の外に漏れてしまっては効き目が落ちてしまい、感染している細菌に十分な効果を得ることができません。

 

また、せっかく今いる細菌をやっつけたのに、その後から再度細菌が入ってきてしまったのでは、結局再感染をおこしてしまい、虫歯は進んで神経が死んだり、痛みが出てしまいます。これでは治療は失敗です。

 

イメージしてみて下さい。某メーカーのゴキブリ退治用殺虫剤を、締め切ったお部屋で使えば、隅々まで効いて、ゴキブリを全滅させられるかもしれませんが、窓やドアを開けっぱなしで使っても、おそらく生き残りが出てしまうでしょう。


また、せっかく殺虫剤で全滅できても、そのあと窓やドアを開けっぱなしにしていたら、また結局新しいゴキブリが入ってきてしまう事は容易に想像できると思います。

 

しっかり効果を出したいのなら、締め切った部屋で使い、その後も部屋をあけなければいいのです。

 

当医院で行う虫歯治療のキモもまた、これと同じことなのです。
よって、薬が完全に効く環境づくりと、その後の完全なる封鎖を行うことが絶対条件となります。

 

このため、

 

・治療が終わった後、すぐ歯や詰め物が割れたり欠けたりしては封鎖が壊れますので、なるべく少ない削る量の範囲で、その様な危険をできるだけ 減らせる形態に歯を削ります。

 

・歯によってかかる噛む力は変わります。すぐに壊れて封鎖がダメにならないよう、適切な強度の詰め物、かぶせ物をご提案させていただきます。

 

・完全な封鎖を行うため、特殊な接着技法と接着材料を使用する必要があります。

 

新枝歯科医院で行う特殊接着技法に関してはこちらで詳しくご説明させていただいております。
※特殊接着技法は自由診療になります。

様々な条件から、残念ながらどうしても神経を残せない場合

上記の条件が満たせない時、または既に神経が死んでしまっている時は、神経が残せない場合もあります。

具体的には

特殊虫歯治療が行えない場合

①の状態の方は、薬を使った殺菌は可能かもしれませんが、例え神経が無菌化できても、すでにダメージが大きい為、神経の生命力が無く、神経を生かした状態のまま保存する事が不可能になっている方です。この場合は神経を取ってあげないと、死んだ神経は腐っていってしまいます。

 

②の状態の方は、細菌を薬で無菌化できても、ご自身の歯の崩壊が大きすぎるためそのままではその後の治療が出来ない(かぶせ物等で歯の形状や噛む機能を戻してあげられない)状態になってしまっている方です。

崩壊のひどい歯とコア

この状態でかぶせ物を乗せても、噛む力を支えられずすぐ外れてしまいます。
この場合も神経を取って、支えとなる芯棒(コアといいます)を入れてあげ、その上にかぶせ物を取り付ける必要があります。

 

③の方は歯の崩壊がさらにひどく、強度が著しく落ちてしまっていたり、歯そのものが残せない状態に至ってしまっている場合や、一見虫歯自体は小さく見えても、虫歯の場所が歯茎より下の骨の内部にまで進行していて、治療を行おうにも、唾液や血液が浸出して来たり、細菌の侵入を防ぎきる方法がなく、その後完全な接着や封鎖が不可能な方と、(詳しくは「歯が残せる基準」を参照)なんとか封鎖可能な状態でも、当医院で行う特殊接着技法を選択されなかった方の場合です。

 

①や②の状態や、③で歯は残せるが特殊接着技法を選択されなかった場合の方でも、また③で残念ながら歯を抜かざるをえなくなった場合でも、一度当医院の治療を行い、殺菌を行ってからその後の処置をすることで、内部の細菌の量を減少させることができる為、清潔な状態での治療が行えます。

 

従来行われている一般的な歯科治療で神経を取る場合のように、菌が多量にいる所に器具を奥へ奥へと入れていく方法や、従来の抜歯のように、骨内にまで菌が多量に広がった状態ですぐに抜歯するより、良好な予後が望めます

他医で治療された・既に神経がしんでいる...神経をとる治療、とられた歯の再治療

神経をとらなくてはならなくなった場合、また、他医院で既に神経をとる治療を行われた歯の再治療の場合も、当医院で使用する薬剤と特殊治療法で治療することにより、高い殺菌効果が望めます。


殺菌効果の持続している状態で、特殊接着治療により心棒(コア)やかぶせ物を接着することで、無菌に限りなく近い状態での治療を終えることができ、良好な予後が望めます。

虫歯だなと思われる方、他の医院様で神経を取るしかないと診断された方は、一度お気軽にご連絡ください。

当医院ではどのような診断、治療法を選択する場合でも、一度患者様に詳しく説明させていただき、納得をいただいてからの治療となります。詳しくは診療の流れ