神経がある歯の虫歯治療
新枝歯科医院では、一般的な歯科医院で行われている、「悪いところは全部削る、感染していたら神経を取る」という外科的な治療ではなく、必要最小限だけ削る「外科治療」と、特殊な薬剤等を使用し、歯の中や神経に感染した細菌を殺す「内科治療」の２つを複合した新しい虫歯治療を行っています。これにより、従来の治療では神経を取らなくてはならなかった深い虫歯でも、神経を残したまま治療できる可能性があります。
また、殺菌後は可能な限り後から二次感染が起こりにくいように、特殊接着技法を用いた緊密な封鎖を行うことで、虫歯の再発を抑える治療をお勧めしております。
→詳しくは「可能な限り神経を残す虫歯治療」

接着の重要性
虫歯治療の総仕上げで、最も大切な事は「接着」であると私達は考えます。
お口の中には数億匹以上の細菌がいて、毎日のお食事で必ず食べかすなどもくっつきます。どんなに虫歯になった歯の細菌を除去したり、殺すことができても、最後に行った蓋の部分の「補綴物」（被せ物や詰め物など）の接着が甘ければ、また新たに細菌の侵入を許してしまい、治したはずのところから新しい虫歯が出来てしまいます。
特に大きな虫歯では、神経にかなり近い、または神経にまで細菌の侵入を許していることが多く、当医院の虫歯治療で一度細菌を殺しても、再侵入を許すとすぐ神経に細菌が行ってしまうため、神経を取るなどの治療を行わなくてはならなくなります。