一般的なレントゲン画像はで我々の身体を2次元の平面に映し出すので、どうしても3次元的な位置関係はわかりません。傷つけてはいけない大切な血管や神経が上下的にどのあたりにあるかは判っても、立体的には診られないため、奥行きがわからないのです。

インプラント治療などの場合、神経や血管の位置だけでなく、埋入する部位の骨の厚みがとても大切になります。インプラントというネジを入れられるだけの厚みがない部分に無理やり埋入しようとすると、骨から突き出て、最悪大切な血管や神経を損傷し、重篤な事故を引き起こした例も報告されています。日本口腔インプラント学会では、インプラント手術を行う前に、必ずCTを撮影・診断し、それに基づいて手術の可否を決めることをガイドラインにて推奨しています。
また、手術時の安全性を飛躍的に高める先端技術のガイデッドオペレーションを行う場合、CT撮影は必要不可欠の工程になります。
→詳しくは「ガイデッドオペレーション」

低被ばくで更に広い範囲が診られるように「大型センサー」にバージョンUp！NEW!!
一度の撮影で顎関節や上顎洞まで診断が可能な大型センサーに変更しました。今までならば2回の撮影が必要だった歯科全診断領域が1回の撮影で可能に。被ばく線量は単純に50％に軽減します。

歯科関係者の方へ
CTを自院でお持ちでない先生方からの撮影依頼もお受けしております。
事前に電話等でご予約いただき、紹介状にて撮影範囲のご指示を頂ければ、撮影日にCTのDICOMデータをDVDにお入れして患者様にお渡しできます。
ノーベルクリニシャン等のインプラント手術用プランニングソフトをお持ちでない方は、それらのサービスが提供できる技工所をご紹介することも可能です。
お気軽にご相談ください。
撮影費用：￥14,850＆税
（全体CTと要望があれば必要部位の部分CT撮影、ダイコムデータディスク代込み）