こんにちは新枝歯科医院スタッフです。
先日の診療後に、院長と香川大学医学部病院まで勉強会に参加してきました。
今回の勉強会は、香川大学医学部歯科口腔外科 インプラント研修会 主催
「インプラント治療におけるアシスタントの役割について」という題材で、東京から歯科衛生士の山口 千緒里さんを招いてのセミナーでした。
この山口さん、東京から香川に呼ばれるだけあって、ただの衛生士ではありません。
歯科先進国スウェーデンのイエテボリ大学という所に、現在の「インプラント治療」を発見し、その治療法を確立した「ブローネマルク教授」という先生がいらっしゃいます。
山口さんは、その「ブローネマルク教授」の直弟子で、日本に「インプラント治療」を持ち込んだ、日本におけるインプラント治療の祖「小宮山弥太郎先生」の病院で20年以上も勤務され、インプラント治療とその後のメインテナンスについて学び続けられている、インプラント専門の衛生士の第一人者的存在です。
この山口さんからのお話が聞けるとあって、セミナーには香川中からたくさんの先生や衛生士さんが来られていました。
セミナーでは実際の症例などを含めながら、たくさんのお話を聞くことができましたが、その中でも特に、インプラント治療の成功に必要な
・力のコントロール
・感染の防止
の大切さについて学びました。
インプラントとは歯を失った後にかみ合わせを補う方法の1つです。
人工の歯の根っこを顎の骨に埋め込むことで、現在ある治療法の中で唯一、自分の歯に近い感覚でしっかり噛むことができるようになります。
しかし、正しい治療法や、力のコントロール、メインテナンスがしっかりできていなければ、いかにインプラントがいいものであったとしてもやはりだめになってしまいます。
そのインプラント治療で感染を防止するために具体的にどういう所に注意しなければいけないのか、実際に山口さんが東京の病院で行っていることを写真や動画を見せていただきながらお話を聞くことができました。
患者さんに安心してインプラント治療を受けていただくために当医院でも感染防止についてより強化していく必要があると感じました。
今回このセミナーに参加したのは、山口さんのお話に興味があったことと、当医院から私を含めた2名の衛生士が、実際に5月に東京まで山口さんが勤務されている病院「ブローネマルク・オッセオインテグレーション・センター」に2日間勉強に行くことが決まっていたので、その予行演習の意味合いもありました。
2日間も日本のインプラント治療発祥の地でしっかりと学ぶことができるので、いまからとても楽しみです。今回のセミナーでは終了後すぐに東京に帰られるということで直接お話しすることができなかったので5月の時には直接お話しすることができればと思っています。
そして・・・
勉強会の後は・・・
院長にごはんに連れて行っていただきました。
美味しいものを食べて疲れを癒し…勉強のやる気UPです^^/♪
翌日は特別に時間を取って、来られなかったスタッフの前で学んできたことの発表会をしました。
今後も、こうやって全スタッフが高いレベルの知識を共有できるようにしていきたいです。