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臨床歯科麻酔認定歯科衛生士講習会 in 大阪

こんにちは(^^)/

まだまだ寒い日が続いていますが、たまーに春の様に暖かい日もありそろそろ春が訪れるのかなぁ…と感じる日も増えてきましたね。

そんな中、当医院歯科衛生士の2人が大阪へ勉強会に参加してきました。

 

一般社団法人 日本歯科医学振興機構の『臨床歯科麻酔認定歯科衛生士』の講習会です。

これだけを聞くと、え!?歯科衛生士が…麻酔!?と思われるかと思いますが

歯科医師法や歯科衛生士法、厚生労働省の過去の通達などにより、『ある一定の条件を満たす』ことで、『歯科診療の補助としての麻酔を歯科衛生士の手で行うことが可能』となります。

 

まず歯科診療の補助とは、診療中にお口の中の唾液や水を吸ったりする事をはじめ、型どりをしたり、深い所の歯石除去(SRP)、薬物の歯面塗布等を歯科医師の指導の下行っている業務です。

次に『ある一定の条件を満たす』というのは、私たち歯科衛生士が十分に知識・技術を習得しさらに歯科医師が麻酔を打ってもよいと判断した場合に歯科衛生士も打つことが可能になります。

これは、他の歯科診療補助業務も同様です。歯科衛生士個々の能力や理解度を鑑みて歯科医師が指示をしています。

なので看護師・助産師が採血や点滴を行うのと同様、私たち歯科衛生士も国(厚生労働省)から、麻酔を打ってもよいと認められているのです。

私たち歯科衛生士の中でもまだまだこれらの理解は広まっていなく、講演をしていただいている先生たちも理解が広まる様に、歯科衛生士の仕事の価値が高まるようにこの講習会を

開いているそうです。

 

梅田スカイビルの32Fと非常に眺めのいい場所での勉強会でした!受講者は100人以上でDrと来ている衛生士さんも多く居られました。

ちなみにこの講習会に申し込みをするとき、申し込み開始時間から数分後には満員となっていました。

午前の講義では講義を聞き、お弁当もついているのでしっかり食べて午後からは麻酔の実習や誤飲や歯科治療中に起こる偶発事故への対応の実習も行いました。

 

麻酔の実習では模型で行いました。先生方が麻酔を打つ時のコツや出来るだけ痛みを少なく打つ方法など教えてくださいました。

模型とはいえやっぱり緊張しました(; ・`д・´)

AED実習では、今まで学生の時に何回もしているはずなのに忘れてしまいますね…(笑)忘れてしまうくらい出番がないのはいい事ですがね!

実習をして改めてしっかりAEDを使う手順が分かりました。AEDを適切に使うことで1ヵ月後生存者数で1.9倍、1ヵ月後社会復帰者数で2.7倍になるそうです。

また、歯科では小さい物をお口の中で扱っていくので細心の注意を払っていますが誤飲させてしまう事もあるかもしれません。そういった誤飲への対応では現在推奨はされていませんが

誤飲物を吐き出す原理を知るためにハイムリック法という方法を、マネキンを使って実習しました。押さえるべき所を押さえないと全く誤飲物が出てこなかったです(;’∀’)

アレルギー症状が強く出た時のアナフィラキシーへの対応エピペンの打ち方も復習しました。

その後はしっかり認定試験を受けました。2週間後に結果がでるのでドキドキです(*’ω’*)

 

今回この講習会を受けて、はい!すぐ明日から麻酔を打っていいですよ!という訳ではありません。他の業務と同じように十分に知識・技術を身につけて

当医院の院長(歯科医師)が打ってもよいと判断した時から可能になります。もちろん私たち歯科衛生士がする時は、必ず患者様にはお伝えしてからになります。

これから十分に知識・技術ともに身につけて、今後も患者さんにより安心していただける質の高い診療を目指して精進していきたいと思います!

 

余談にはなりますが、勉強会が朝早くからだったので前乗りして一日しっかり遊んでもきました(笑)

一蘭が無性に食べたくなり並んで食べました(´ω`*)

 

夜は韓国料理を食べに行きました

大阪に住んでいる友人に教えてもらった美味しいフィナンシェのお店でお土産も買いました。

めちゃくちゃ美味しかったです♡

夜の大阪は本当に都会にキターという感じでぶらぶら歩いているだけでも楽しかったです。

これからも日々精進したいと思います。