スタッフ
ブログ

前歯をキレイな見た目にしたい~ラミネートべニアテクニック~

こんにちは。新枝歯科医院です。

コロナの影響はまだまだ続き、香川県でも蔓延防止法が出たり50人/1日近い新規感染者が出たりと、気が休まる日がない毎日ですが、皆様お変わりはありませんか?

新枝歯科医院では引き続き、個室・半個室制の診療室の中、「エアドッグ」「ダイソン」「ジアイーノ」など、高性能な空気清浄機を計14台と、院内の水全てを飲料水レベル以上にきれいにする「ポセイドン」で医院内の空気と水を徹底的にきれいに保ち、毎日のスタッフと患者様の検温、患者様のアルコール手指消毒と洗口、スタッフのより強力な(かつ人体に無害な)機能水での手指消毒、ゴーグル(ルーペ)の上からさらにフェイスシールド着用、患者様同士の待合室のパーテーションなど、徹底的に感染予防を行いながら、毎日の診療を行わせていただいております。(詳しくは新枝歯科医院の徹底コロナ対策 | 新枝歯科医院|高松市 春日町 東山崎町 歯科医院 歯医者 (niieda-dental-office.com/covid19)

 

さて、今日はいつもの当医院のイベントなどのブログとは少し違う、治療方法のお話です。

ここ最近、当医院には、前歯の見た目を治したいとご希望の患者様にたくさんいらしていただいております。コロナでマスクの時期の今のうちに、悩みを治してしまいたいとお考えの方が増えてきているからというのもあるようです。

そこで、ここから数回のブログで、新枝歯科医院が得意としている前歯の審美的な治療を少しご紹介させていただけたらと思います。

前歯の見た目と一言にいっても、歯並びが気になる方、歯の形が気になる方、歯の大きさや歯と歯の隙間が気になられる方、歯の色や縞模様などが気になられる方など、そのお悩みは多種多様です。

 

それぞれのお悩みに合わせて、適切な治療法を選択されたら多くの場合お悩みは解消されたり、軽くなったりすることが多いです。

今回はたくさんのお悩みのうち、

・前歯の形が気になる
・歯の大きさが小さい(矮小歯など)為、歯と歯の隙間が気になる
・歯の色がグレーがかっていたり、縞模様があるのが気になる
・矯正するほどではないが(したくないが)わずかな歯の傾きなどが気になる
・できるだけ歯を削る量を減らしたい

方などに最適な治療法、「ラミネートべニアテクニック」についてです。

 

歯の色をきれいにするというと「ホワイトニング」を一番に思い出される方が多いかと思いますが、ホワイトニングは歯の色を明るくする治療で、もともとの色が黄色系統の歯の人で、ほぼ歯の色が均一な方にはとても良い変化をもたらしますが、歯の色がグレーがかっていたり、縞模様がある方には、あまりご希望の色身にならなかったり、逆に縞模様が目立つようになったりと、ご希望に添えないこともあります。

 

また、歯の形や大きさが小さい方は、矯正治療ではどうにもならないこともあり、かといって、従来よく行われている被せ物による治療は歯を全周削らなくてはならず、もったいないことも多いです。

そういった方にお勧めの治療法が、この「ラミネートべニアテクニック」です。

 

ラミネートべニアテクニック」とは、歯の表面のエナメル質を必要最小限だけ削り(場合によってはほとんど削らないこともあります)、その唇側だけに薄いセラミックの付け爪のようなものを張り付ける治療です。

最小限だけしか削らない為、歯へのダメージは従来の被せ物などに比べ少なく、それでいて、歯の色もある程度自由自在に変えられ、縞模様も消せて、歯の形やサイズも整えたり、歯の隙間もある程度までは埋められます。

 

新枝歯科医院では、香川県でも中央病院をはじめ、多くの病院で活躍され、島根県など他県からも引っ張りだこの審美・インプラント専門技工士の植村氏を必ず施術日に招聘し、歯科医師・衛生士・歯科技工士のチーム医療でラミネートべニア治療を行っております。

 

 

それでは実際の治療の流れです。

今回の患者様は生まれつき小さい歯(矮小歯)の為すきっ歯に見えることが気になられている患者様です。

 

 

まず事前に今の歯並びを型取り&写真撮影し、それを植村技工士にお渡しします。それをもとに植村技工士が、理想的な歯の形態を蝋で作成し、現在の歯から最低どのくらい削ったら作成できるかがわかる部品を作成していただきます。

 

施術当日、その部品を歯に当てながら、できるだけ最小限に必要な分だけ歯を削っていきます。

その後は植村技工士とバトンタッチし、削った後の歯の色の写真を撮影したり、患者様のご希望(歯の色や形など)を細かく伺って、患者様にとって理想の歯の形態を一緒に模索します。

 

 

型取りをして、その日は仮の歯を取り付けて終了です。

 

次のご予約日に、植村技工士がラミネートべニアを作成してきます。この際、ラミネートべニアは薄く少し透ける為、取り付けて透けた後の見た目がイメージできるよう、歯を削った後の状態の色を再現した模型を作り、その上にラミネートべニアを乗せて、完成後を事前にシュミレートしてから納品されます。

 

ラミネートを歯に実際に乗せてみて、患者様のご希望道理にできていたらしっかりと全処理をしてセットしていきます。

 

こちらが患者様の施術前

 

 

そしてこちらが施術後です。

 

 

自然な色合いと、患者様は女性だったので、少し丸みのあるかわいらしい形態をご希望されておりましたが、ご希望以上だったと非常にお喜びいただきました(^_^)v

 

新枝歯科医院ではこの方法以外にも、マウスピース矯正、ホワイトニング、その他のセラミックやジルコニアによる治療や、歯茎の色が気になる方へのガムブリーチングなど、たくさんの治療法をご準備しております。マスクの時期の間に、お悩みを解消されたいとお考えの患者様はお気軽にお問い合わせください。

 

※ラミネートべニアテクニックは歯の状態やかみ合わせによっては適応とならず、他の治療法のほうが良いこともあります。