今晩は。新枝歯科医院院長の新枝です。
このブログが投稿されている時にはすでに医院もある程度完成し、スタッフ共々その中に入って片付けや、掃除、様々な道具の収納や練習に明け暮れているのですが、時間が取れず、溜まっていた内容をいくつか連続で投稿させていただきます。
第一弾として、医院に入る前日の「医療面接特訓」です。
当医院では、開院11/21の1か月前、10/20から毎日スタッフさんに来てもらい、様々な事の練習や教育を始めています。
医院ができるまでは、歯科材料屋さんの広間をお借りして、当医院の治療方針や、患者様への対応のやり方、接遇の研修をしておりました。
今日お話しするのは、医院に入る前日、「医療面接」の練習についてです。
「医療面接」とは、お痛みなどのお困りだけでなく、患者様の背景や、生活習慣など、多くの歯科の現場では見過ごされがちだけれども、決しておろそかにしてはならない情報を、患者様と良好なコミュニケーションを取りながら、いい関係を築きながら教えていただくための技術であり、実は最も大切な「初めの第一歩」なのです。
当医院院長は、糖尿病のお医者様であり、「医療面接」の方法の講義で日本中で引っ張りだこの「西田亙先生」を勉強会でお招きし、2日間みっちりとそのエッセンスと、心構えを伝授していただいております。
この日はそれらを当医院スタッフたちに伝授し、実際に模擬患者を使って実戦練習を行いました。
事前に西田亙先生の講義のビデオをみせて、内容も説明していたので、スタッフさん達も驚くほど早く成長してくれました。
ひとりが面接したら、他の全員でその内容をダメ出しし、次の人へとかわっていきましたが、次の人に行くごとにどんどんうまくなり、全員がレベルアップしていくのが目に見えてわかりました 。
実際の患者様に行うときは、きっとスタッフさん達ももっと緊張すると思いますし、多種多様な患者様にそれぞれ上手に対応できるようになるにはもっともっと実戦経験が必要かと思いますが、それでも初めてでこれだけ上達できるなら、きっとこれから経験を積めばさらにすごいことになると確信できました。
折に触れ、このような練習は続けていきたいと思います。
当医院にいらしたときは、ぜひスタッフたちから「医療面接」受けられてみて下さいね。