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口腔がんのお話

こんにちは。新枝歯科医院院長の新枝です。

先日の著名な芸能人の方の舌癌(口腔がんの一種)の報道の影響で、大きな病院の口腔外科のみならず、当医院でも口腔がんの問い合わせが増えております。

口腔がんは、全身のがんの中で約1%を締めるといわれ、1年に約19500人と診断され(あくまでも病院に行って診断される数の為、実際はもっと大勢発症していると考えられる)、7400人が亡くなられている怖い病気です。

しかし、その反面、多くの場合、他の内臓にできるがんなどと異なり、ご自身で鏡で見ることができる、発見が比較的容易であるがんであり、その多くを占める「扁平上皮癌」といわれるタイプのがんは、早期発見さえできたらほぼ100%近く治せるがんでもあるのです。

それでは、いったいどのようなものが危険な状態で、どのようなことをチェックしていけばよいのでしょう?

口腔がんの自覚症状は主に以下のようなものが挙げられます

特に口内炎だと思っているものが1か月くらい待っても治る気配がない、逆に大きくなっている、触ると硬い、異常に黒い、少し当たっただけで出血する場合は、一度ご相談いただいた方がいいかもしれません。

口内炎や粘膜の傷は1か月もあれば必ず治る、治りかけくらいにはなります。
対してがんは治らず悪化します。

口内炎は柔らかいですががんは硬結といって硬くなることがおいです。

少しの粘膜の着色は全く問題ありませんが(審美的に気になれば簡単に治すことも可能です。詳しくは「ガムブリーチ」 http://niieda-dental-office.com/treatment/gumbleach.htmlをご覧ください)

がんの中でも危険なものの一つ、悪性黒色腫(メラノーマ)は可能な限りの早期発見早期治療が必須です。

また、がんは己を発達しやすいように新しく血管を自分用に作成します。ただし、きれいな血管ではなく、できの悪い血管の為、簡単に出血します(易出血性といいます)

現在、このような症状がない方も、これを期に、歯はもちろんの事、ご自身のお口全体に興味を持たれてみるのもよろしいかと思います。

ご自身でできるセルフチェックポイントとしては、

これらを定期的にご自身でチェックしてみてください。

 

当医院では、初診時からスタッフ、院長がお口の中を拝見するときにまず初めに舌や頬の粘膜などからチェックするよう心がけており、すでに多くの患者様のがんや、その一歩手前の状態の方を発見し、提携している県立中央病院などの口腔外科と一緒に治療や経過観察を行っております。ご心配の方はどうぞお気軽にご連絡ください。

検査が必要な場合、痛みなく粘膜を綿棒でこするだけの「細胞診」などの方法もございます。

更に詳しくは当医院のHPの「口腔がん検診」http://niieda-dental-office.com/treatment/medicalcheck.htmlをご覧ください。