7月も終わりに近づき、学生さんたちは夏休みに入られていく中、季節外れの台風が接近中・・・なかなかすっきり夏を感じられない今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
新枝歯科医院 院長の新枝です。
さてこの度、当医院ではより精密で正確な治療を行うため、歯科治療用の顕微鏡「マイクロスコープ」導入しました。
これまで当医院では、あらゆる治療を精密に行うため、院長はもちろんのこと、スタッフにもルーペ(拡大鏡)付きゴーグルを配布し、今でも多く行われている裸眼での診療や口腔衛生処置と比較し、よりクオリティの高い治療を追い求めてきました。
特に院長の拡大鏡は形成外科や心臓内科の医師たちにも信頼され、県内外で多くの医師が使用している「XENOSYS社」の製品の最高倍率を採用し、あらゆる診療に使用してまいりました。
しかし、ただでさえ小さな術野での治療を強いられる歯科治療において、特に歯の根の中の治療は、針の穴を通すような、極めて高い精密さを必要としており、より高い拡大率で見ることは更なる成功率の向上につながります。
眼鏡につける拡大鏡では、人の頭に装着するものの為、どうしても拡大率に限界があり、重くもなるのでどうしても術者の首や肩に大きな負担がかかってしまいます。
顕微鏡「マイクロスコープ」は、これ自体が独立した機械で、皆様が昔学校で使った顕微鏡と同様、対物レンズと接眼レンズの組み合わせで複数の倍率で見ることを可能とします。
当医院採用機種は、そのマイクロスコープの中でも珍しい25.6倍までの超高倍率に拡大可能で、LEDを用いた明るいライトで、ルーペではどうしても見えない小さな穴や亀裂などを見つけることも可能にしてくれます。
他の歯との平衡性やかみ合わせ、バランスなども大事な要素となる通常の虫歯治療や入れ歯などの調整は高倍率のルーペを使用し、さらに細かい部分を診る必要のある時には顕微鏡「マイクロスコープ」も併用した治療を行うことで、当医院の求めるクオリティの治療を追及していきたいと思います。
歯の根っこの治療にいつも以上の時間がかかっているなと思われたときは、このマイクロスコープで細かな処置をしているときかもしれませんので、少しだけお付き合いくださいね。