こんにちは!
歯科衛生士の宮本です(^^)/
最近やっと少しずつ温かい日が増えてきましたね✨
お花見を計画されている方も多いのではないでしょうか?(*´з`)
そんな少しずつ気候が良くなってきた中、新枝歯科医院では、土曜日に一日お休みをいただき、院長は静岡でインプラント外科の2泊3日の勉強会に、歯科衛生士5人は大阪へ1泊2日で行って来ました!
今回は観光旅行ではなく、、、
「PMTC」についての勉強会にに行って来ました!
「PMTC」とは【プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング】の略です。
もしかした聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね(*‘ω‘ *)
PMTCは単なる歯磨きや、着色除去ができるお掃除という訳ではありません。
私たちプロである歯科衛生士が虫歯ができやすい歯やその歯の部分(キーリスク歯、部位と言います)に対して専用の特殊な機械を使ってアプローチし、虫歯リスクを軽減、除去、改善する処置になります。
プロとして行う以上、より学びを深めて極めよう!!と勤務している歯科衛生士全員で参加しました!
今回のPMTCの勉強会はただの勉強会ではありません!
そもそもPMTCという言葉もテクニックも、1971年にスウェーデンのイエテボリ大学のアクセルソン博士にによって研究、提唱され、その博士の右腕である歯科衛生士ブリギッタ・ニューストン女史によって実践、世界に広められたものです。
今回はなんと!そのブリギッタ先生に直接教えていただける。本当に貴重な勉強会だったのです!
勿論ブリギッタ先生は外国語でお話しされるので、長年通訳をされている方の翻訳を聞きながらの授業でした。
貴重な研究データのスライドを見せて頂きながら、「本当のPMTC」とは何なのか
「本当のPMTC」を確実に行うことによってどのような結果が得られるのか、というお話しを聴きました。
アクセルソン博士による実験では、
30年間という長期に渡る定期的なメインテナンスを行って、失った歯の本数は
なんと0.6本だそうです!!
30年間で1本も失っていない計算になりますよね。
これほど長期に良好な状態を維持できている、ということはきっとその方々はその後の未来も
歯の本数や口腔環境を良好に保つことができていくのではないか、と予測できますね(*‘ω‘ *)
アクセルソン博士は、歯を守るために次の4つのキーワードが欠かせないと提言していたそうです。
その4つのキーワードとは、
☆患者さん自身の自己診断
☆良好なセルフケア習慣
☆必要に応じたデブライトメント
☆定期的なPMTC
です。上2つは患者さんの力が必要になり、下2つは歯科衛生士の力が必要になります。
患者さんだけが頑張っても、歯科衛生士だけが頑張ってもダメだということですね(^o^)丿
勉強会の午前中は主に講義で、午後はブリギッタ先生のデモンストレーションを見て、
実際にグループになって実習をしました!
順番にブリギッタ先生が机を回ってくださったので、実際に実技の指導を受けたり
フロスや歯の表面のお掃除を体験することができました(^O^)
同じ道具を使っても使い方を少し変えるだけで、汚れの除去率が変わったり
体感する感覚が変わることを実感しました。
勉強会の最後はみんな終了証を頂き、ブリギッタ先生と個人個人で写真を撮影しました。
すごく良い思い出になりました(^^)v
勉強会で学んだ内容を医院みんなで共有し、
今後の診療のレベルを上げていきたいと思います。
番外編٩( ”ω” )و
今回の勉強会では5人みんなで大阪に前乗りしました♪
しっかりとみんなの行きたい所を回って、、
思い出も沢山作ることができました(⋈◍>◡<◍)。✧♡