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SRPベーシックセミナー✨

皆さんこんにちは♪

新枝歯科医院の入谷です(‘ω’)ノ
だんだん秋らしくなっていますがまだまだ暑い日が続きますね。
体調を崩されないように気を付けてくださいね!

先日私は高松の玉井歯科商店で行われたSRPベーシックセミナーに参加してきました。
滋賀県の歯科医院で働く歯科衛生士の種田祐子先生による講義でした。日本歯周病学会の認定衛生士を取得している先生でもあります♫

歯科衛生士の仕事の一つであるSRPですがSRPとはスケーリング、ルートプレ―ニングの略で歯や歯の根っこの部分に付着したプラークや歯石をスケーラーと呼ばれる器具を使用して取り除くことを言います。
プラークや歯石を取り除くことで歯茎の状態が良くなり歯周ポケットが浅くなったり、歯周病の進行を遅らすことができます。
歯に付着した汚れは比較的取り除くのは簡単ですが、SRPでは歯の根っこの部分の汚れを取ります。根っこは歯茎で隠れているので直接見ることができません。なので間違った器具の使い方をしていると歯茎や根っこを傷つける原因になってしまったり歯石を取り残してしまうと歯周病が進行してしまう原因になりかねます。
正しくSRPを行うには歯の根っこの形を理解することや歯石がどれなのかを理解し取り残しを防ぐこと、スケーラーの当て方や動かし方に注意しなければなりません。


なにより患者さんに痛みを感じさせないようにすることが大切です。

私は4月から働きだしたばかりで経験が浅く、基本的な知識や技術は学校で学んではいるものの、模型と実際の口の中では全然違うかったり自分が行っているSRPは患者さんのためになっているのか、歯石がきちんととれているのか不安な部分も多々ありました。
そんな時に院長からSRPの勉強会に行かないかと声をかけていただき、もう一度基礎から学びなおすチャンスだと思い、参加させて
頂くことにしました。
セミナーには私と同じ1年目の歯科衛生士の友達が何人か参加していたので同じ不安や悩みを持つ者同士一緒に頑張れました。

セミナーでは、午前中に講義を受け、午後からは実習を行いました。
午前中の講義では、歯周組織の構造やなぜ歯周病で骨が溶けるのか、SRPとはそもそも何なのか、どこまで掃除をしていくのかなど
分かりやすく説明してくださり、実際の症例を出して患者さんの口の中がどのように変化していったのかを見せて頂きました。
口腔清掃指導や、患者教育を行うにあたって何よりも患者さんのことを理解し、なぜそうなったか、病気に対してどのように考えて
いるのかなどの「物語」から患者さんが考えている問題に対して全面的にアプローチしていくことが大切だということを
学ぶことができました。

午前中の講義が終わると昼食タイム♫
どれもおいしくとても豪華なお弁当でした(*´ω`*)

昼食が終わると実習スタートです🚩
模型を使用して歯石の硬さやどのくらいついているのか器具で触る練習をしたり、

固定の指の置き方、根っこに器具を添わせて
当てる練習、スケーラーの動かし方(斜め、垂直、水平)を学びました。
学校で習ったポジショニング(術者の位置)やスケーラーの動かし方も大切ですが何よりも行う本人と患者さんが苦痛に
ならないようにすることが大切だということを学びました。
最後に修了証書を頂きました!
一人前になれるようしっかり練習して一人でも多くの患者さんの歯周組織が改善できるように頑張りたいです(^O^)
種田先生のような歯科衛生士を目指したいです✨